海外で成長が著しい会社で、
自分の力を発揮したい

川口 敦史

  • E&H Precision(Thailand) Co., Ltd.
  • 製造部
  • 近畿大学 理工学部 総合理工学研究科 出身
  • 2016年入社

先輩インタビュー

INTERVIEW

私がE&H Precisionに入社したのは、働きたい業界であったことや、大胆に未来を見据えた手を打ち、海外で成長し続けているところに惹かれたからです。
入社前に社長と日本でコーヒーを飲みながらお話しする機会があったのですが、規模としては大きくて伸びているのに、色々なことに携われると分かり、面白そうな会社だなと感じました。
日系企業ですが日本に生産拠点を持たず、入社したら即海外での仕事となるため覚悟が必要でしたが、外国語(英・中・独)の成績は最低でも、修士時代に教授の補佐としてマレーシアに計4ヶ月滞在した経験から、語学は環境の後押しがあれば何とかなると感じていた事もあり、入社を決めました。
また、よくある任期付きの海外赴任とは異なり任期が有りませんので、永住するつもりの方ばかりと言う事も珍しい特徴だと思います。
実際、私を含め約半数の日本人が現地の方と結婚し、生活基盤を現地に置いています。

知らない事、新しい事に、挑戦させてくれる会社

以前、加工された製品を洗浄する洗浄機の洗浄能力の可視化を任されました。
洗浄機は、洗浄液を蒸留再生して使用する設備ですが、今まで「再生された液が本当に本来の洗浄能力を持っているのか」を見るのに適した指標がありませんでした。
そのため、お客様により安心していただける洗浄能力の「指標」をどうすれば示すことができるかを考える必要がありました。
高額な費用と長い期間を掛ける事なく、即座に・簡単に・低コストで実現する。
これまでに前例のない試みだったので、様々な手法を考えては実験を行い、確認をするといったトライ&エラーを何度も繰り返し、最終的にどんな会社にも有るような物を使って測る測定方法を見つけることができました。
自分で一から測定方法を考えて実践させて貰えたので、とても面白い経験となりました。

「伝えること」が難しい外国での仕事、だからこそ喜びもひとしお

外国で仕事をしていると、「伝えること」の難しさをよく感じます。
日本では少ない言葉でも共通の理解を得やすく、「察して」動いてくれることがありますが、文化も異なる外国では、具体的な指示を細かく出さないと、意図したように動いてはくれません。この半年間、説明のための資料を入念に作るなど、共通の理解を得るために試行錯誤を繰り返してきました。
そんな中、あるテストをお願いした際、必要な項目を伝え忘れてしまいましたが、現場のタイ人社員の方がテストの目的を理解し、伝え忘れていた必要な手順をしっかり踏んでくれていた事がありました。一緒に仕事をしてきた中で伝えていなかったことを汲み取ってくれるようになったことが、表現するのが難しいくらい嬉しかったですね。
日本で仕事をする時よりも「伝えること」に重点を置いた仕事のやり方は、とても大変ですが、自分の成長にも繋がっていると感じています。これからも日々精進し、広く深く教え、人を育てられる人になりたいと思っています。

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